エジプト:北シナイ県で治安当局がテロリスト16人を殺害
2019年05月21日付 al-Hayat 紙
■エジプト:アリーシの2つの拠点で、テロリスト16人を殺害
【カイロ:本紙】
エジプトの治安部隊は今日(21日)、テロ弱体化を目的とした新たな先制攻撃の中で北シナイ県のアリーシュ市を本拠地とする2つのテロ細胞を急襲し、テロリスト16人を掃討した。
なお、同治安部隊は2日前(19日)、(ムスリム同胞団の武装部門である)テロ組織ハスム運動構成員12人を首都南部と東部にある2つの拠点を急襲した際に掃討している。
内務省の治安筋が明かしたところによると、(情報収集を担当する)国家治安局はテロ組織の構成員の2つの拠点を監視していたという。ちなみに、この構成員たちはアリーシの各地区で、複数の重要施設を狙った連続テロや要人たちへの襲撃を計画していた。
治安当局は2つのアジトの家宅捜索を実施し、その際発生したテロ組織構成員らとの複数の武力衝突の結果、テロリスト16名が殺害された。また、彼らの所持品の中から自動小銃8丁、ライフル1丁、FN FAL3丁、爆破装置3基、自爆用のベルトを発見した。
なお、この事件に関して既に複数の法的措置が取られ、国家最高治安検察が直接捜査を続けている。
北シナイ県ではテロ掃討のための大規模な軍事作戦「シナイ2018」が、軍と警察共同で昨年の2月から開始されている。
(後略)
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( 翻訳者:秋吉香奈 )
( 記事ID:46826 )