これで冬は大丈夫?―イスタンブル新空港
2019年05月24日付 Cumhuriyet 紙
イスタンブル空港に飛行機がまた着陸できなかった。パイロットらは気が気ではない。
イスタンブルで、昨日突然の豪雨が原因でフライトにも影響を受けた。新たに開港したイスタンブル空港に向け飛行していた飛行機が、着陸の前に長時間上空で旋回を強いられた。ご存知の通り少し前にも飛行機が強風が原因で空港に着陸できず上空で長時間旋回していた。いくつかの飛行機がチョルル空港に目的地を変更した。一昨日も飛行機の翼が照明塔にあたった飛行場の件で、機長のバハドゥヌン・アルタン氏と話した。
これらの事象は予見できないことではないと話すアルタン機長は次のように話す。「第三空港は、アタテュルク空港より黒海に近いことから風が強い。冬に予想される霧と凍結はアタテュルク空港以上のものになるだろう。これを見越して建設されたのだろうか? そのためのインフラ投資はあるのだろうか?否。インフラ整備がなされず、選挙のために急がれたのだ。 」
■滑走路6本の空港 しかし・・・
「アタテュルク空港で電柱にぶつかった飛行機は聞いたことがない」と話したアルタン氏は、次のように続けた。「地上レーダーは準備出来ておらず、地上での目印がなかったため、この事故も起こった。 アタテュルク空港は非常に混み合ってはいるが、これらの事はまず起きない、そして6つの滑走路がある空港でこのような予想・事故があるならば、それらは悪天候の場合、被害はさらに大きいものになる可能性がある。これらに関してパイロット向けの新しいトレーニングが行われることを我々は期待するし、トルコ航空も期待している。」
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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:46837 )