シリア:イスラーム国の兵士の子供は帰国の実現に向けて故郷の政府に呼びかける(1)
2019年05月27日付 その他 紙


■イスラーム国の子供戦闘員たちは、「無明の考えの犠牲者」となった後、出身国への帰還を自国の政府に要求。。

【ハサカ:ナスリーン・アリー】

ハサカ郡東部に位置するアル=ハウル難民キャンプには、シリアの北部や東部での戦闘によって肉親が殺害された何百人もの孤児を含む、イスラーム国兵士の家族たちに加え、シリアやイラクの様々な都市を出身とする73000人の難民と避難民が存在する。

孤児の多くは、イスラーム国の兵士の家族たちの中で、庇護を受けながら生活しており、キャンプ内で活動するいくつかの協会や組織が、それ以外の孤児たちの保護を請け負っている。

本紙はアル=ハウル・キャンプを訪れた際、キャンプの運営側の許可を得た上で、イスラーム国の兵士の家族に保護を受けている多くの孤児たちに出会うことが出来た。5年前から姉妹と共にシリアに暮らすモロッコ出身のNさん(13歳)は、戦闘によって父親を亡くした孤児の一人だ。

(2)に続く


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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:46854 )