アラブ連盟:商船と石油圧送施設への攻撃がアラブ首脳会議の主要議題に
2019年05月30日付 al-Hayat 紙

■4隻の船舶と2か所の石油圧送施設への攻撃がアラブ首脳会議の主要議題に

【メッカ:本紙】

アラブ連盟のマフムード・アフィーフィー事務局長報道官は、「二聖モスクの守護者サウマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の要請に基づき明日(31日、木曜)メッカで開かれるアラブ首脳会議の緊急会合における主要議題として、アラブ首長国連邦の領海において商船が被害を受けた破壊行為と、フーシ派のテロリスト民兵らによるサウジアラビアの2か所の石油圧送施設への攻撃について議論される」と語った。

また同報道官は、「前述の破壊行為や攻撃がもたらす平和と地域・国際社会の安全や、国際石油市場の供給と安定に対する深刻な影響」ゆえに今回の議論が行われる、と明らかにした。同時に、アラブ連盟側および同連盟のアフマド・アブー・ゲイト事務局長は以前このような行為、特にイランから支援を受けているフーシ派の石油圧送施設を狙ったドローンによる作戦に対して非難を行っていたことにも触れた。

さらにアフィーフィー報道官は、国営サウジ通信社(SPA)への声明の中で「我々が経験した数々の残念な事件を鑑みて、現段階でアラブ諸国の安全が直面している脅威や困難に対してアラブ連盟として明確な立場を取ることが求められている」と述べた。 

(後略)

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( 翻訳者:難波奈央 )
( 記事ID:46872 )