イエメン:フーシー派はサウジ南部の空港をドローンで攻撃
2019年05月22日付 その他 紙


■フーシー派はサウジアラビア南西部のナジュラーン空港をドローンで狙ったと発表する

【n.d.:スプートニク社】

イエメンのフーシー派「アンサールッラー」は本日火曜日、サウジアラビア南西部のナジュラーン空港をドローンで狙った爆撃を行ったと発表した。

フーシー派を代表するテレビ局である「マスィーラ」は以下のように述べた。「アンサールッラー所属のドローン部隊は航空機「カースィフ2K」を用いてサウジアラビア南西部のナジュラーン空港への空爆を行った」。

「マスィーラ」は、ドローン部隊の情報筋の話として、その作戦がナジュラーン空港内の武器庫を標的とし、そこで火災を引き起こしたと伝えた。

この攻撃は、アラブ連合軍が、「アンサールッラー」がサウジアラビア西部メッカ地方のターイフとジッダへ向けて発射した弾道ミサイル2発を迎撃したと発表した後に行われた。一方で「アンサールッラー」はその作戦への関与を否定している。

「アンサールッラー」によると、「カースィフ2K」はドローンであり、高度20メートルの地点で、上空から地上へ向かって破片を飛散させるように爆発する。また、同機は大量の爆発物を搭載することができる。

同組織は今年1月10日に無人航空機「カースィフ2K」について明らかにし、イエメン南部のラヒジュ県にあるアナド航空基地で行われた軍事パレードへの爆撃に投入した。

サウジ国営通信が火曜日に、サウジアラビア王国が主導する軍事同盟の発表として報じたところによると、フーシー派はナジュラーン市の民間施設を爆発物を搭載したドローンで狙おうと試みていた。

(後略)

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( 翻訳者:金子将己・佐藤祐朔・高井万希・波多野史織 )
( 記事ID:46873 )