映画「パロット」がパリのパレスチナ映画祭に出品
2019年05月29日付 al-Hayat 紙

◼️「パロット」がパリのパレスチナ映画祭に出品
【パリ:本紙】

ダリーン・J・サラーム監督とアムジャド・アッ・ラシード監督による短編映画「パロット」がパリにおける第5回パレスチナ映画祭に出品される。映画祭は明日(5月30日)から6月10日まで開催される。「パロット」は6月3日と8日の2回上映され、8日は野外での上映となる。

主演はチュニジア人女優ヒンド・サブリーとパレスチナ人男優アシュラフ・バルフーム、共演者はヤーサミーン・ビン・エマーラ、イヤード・フーラーニー、フィラス・タイべ、ララ・サワルハ、アフマド・アル・マダニーである。「パロット」は、1948年モロッコから移住し、パレスチナのハイファで新しい生活に落ち着こうとしているミズラヒーユダヤ家族を描いている。脚本と監督はダリーン・J・サラームとアムジャド・アッ・ラシード、編集はラファキー・アッサーフが担当している。

「パロット」は、ドイツのMonokel社(映画プロデューサーRoman Roitman)とヨルダンのTaleBox社(映画プロデューサーDeema Azar)の共同作品で、アラブ世界への配給はマッド・ソリューションズ社が行っている。

「パロット」は、ドバイの国際映画祭の短編映画部門コンペティションで初めて国際上映された。またスウェーデンのマルモアラブ映画祭においては、審査委員賞を獲得した。さらに、最も優れたドイツ・アラブ共同製作プロジェクトに資金を提供するドイツ財団ロベルト・ボッシュ・スティフトゥングの資金提供を受けた(プロジェクトの一つ)とみなされている。というのも2015年初頭に(同財団の)短編小説映画賞を受賞したからだ。パレスチナ・シネマデイズでのサンバードコンペティションでも最優秀短編映画賞も受賞している。

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( 翻訳者:清水有理 )
( 記事ID:46874 )