サウジアラビア:アッサーフ外務大臣は種々の問題に対してイスラム諸国が団結するよう呼びかける(2)
2019年05月30日付 al-Hayat 紙

■アッサーフ外務大臣はイランによる各国への内政干渉を拒否するようイスラム協力機構に呼びかけた

【本紙:メッカ】

アッサーフ外務大臣は、サウジアラビアはスーダンと共にあり、暫定軍事評議会および同評議会がスーダン国民の利益のため、さらにはスーダン国民の未来に関する彼らの総意のために講じた処置を支援すると確認した。

また同外務大臣は、暫定軍事評議会が生命と財産の保護に関して打ち出した方策の支持を強調し、それがスーダンの安全や安定、そして経済成長につながることを望んでいる、と表明した。

さらに同外務大臣は、イスラム共同体は種々の問題に直面しており、それはシリアやリビア、ソマリア、アフガニスタンなどのイスラム諸国で起きているものや、世界各地で少数派ムスリムが経験している困難や苦痛であると述べた。

また、「サウジアラビアはシリアの一体性や諸機関を保持し、シリア内の宗派主義的テロ組織を駆逐する政治的解決に至るためのあらゆる誠実な取り組みに寄り添う。また、これらの取り組みは、ジュネーブ会議の成果やシリアに対する国際支援団体の声明、関連する安保理決議に基づいて行われる」と述べた。

一方、リビアに関して、同外務大臣は同国の主権と一体性、および領土の安全に代表されるようなサウジアラビアの確固たる立場を確認した。そして、(リビアへの)外国からの干渉を拒否すると共に、リビアの全当事者が統一に向かい、テロ組織やテロ活動への道を断ち切るよう呼びかけた。

(後略)

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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:46900 )