■ジェッダで5424人の清掃員が6486トンのイードのごみを収集
【ジェッダ:本紙】
ジェッダ市役所の清掃・集積場務局は、ラマダーン月とイードの期間中の市内における固形廃棄物量の増加に対処するため、取り組みを強化した。ごみの量はイード初日で6486トンに達し、1日当たり5400トンと推定されている平均ごみ排出量から17%増加した。
1日当たりの家庭ごみの量は5080トンを記録し、これは3300トンとされる1日当たりの平均ごみ排出量から64%増加した。一方、産業廃棄物の量は1406トンを記録し、粗大ごみの量は1786トンであった。これに対し、ジェッダ市は5424人の清掃員を24時間体制で動員し、422台のパッカー車と120台のトラックを割り当てた。これは、同期間中のごみの増加に対処し、家庭ごみや粗大ごみを収集し、ごみ集積場に移送し、環境に配慮しながら処理するためだ。
さらにジェッダ市は、イードのはじめの数日のうちに325枚の違法な看板を撤去、24か所で景観を損ねる落書きを消した。そして、地域内の破損した44個のごみ箱を修復、あるいは取り換えた。また、総延長12.940キロメートルの道路で、清掃とごみ収集を行い80万トン以上の建設廃棄物や掘り起こした土砂を撤去した。なお、これらは同市の景観改善の取り組みの一環として行われたものだった。
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( 翻訳者:荻野明伊 )
( 記事ID:46935 )