ラマザン・バイラムの休暇が9連休となったことで、アンタルヤでは大変な混雑が発生した。
トルコホテル業者連盟(TÜROFED)のオスマン・アユク会長は、ラマザン・バイラム休暇中に宿泊施設全体で満室率100%に達していると明らかにし、「連休中に40万人がアンタルヤの施設に滞在するとみている」と述べた。
ラマザン・バイラム休暇が9連休となったおかげで、観光地では大変な混雑が発生した。特に「観光業の首都」アンタルヤの中心部と各郡では混雑が続いている。
連休を過ごす人々は、沿岸地方に流れ込み、太陽と砂浜と海を楽しんでいる。観光客たちは、アンタルヤの街の歴史的・文化的な価値のある場所も訪れ、バイラム休暇を混雑の中で過ごしている。
世界的に有名なコンヤアルトゥ海岸に入れなかった観光客たちは、6,400万年前に形成された断崖の青い旗の立てられた浜辺に向かっている。(混雑により)場所を見つけるのに苦労した地元や県外からの観光客らは、何メートルもの高さから地中海の涼しい水面に飛び込んでいる。観光客らは、手付かずの村々の魚がいる水源地でも泳ぎ、 崖の飽くことのない風景を眺めている。
■「宿泊施設は満室率100%」
TÜROFEDのオスマン・アユク会長は、アナトリア通信に会見を行い、非常によいバイラムを過ごしていると述べた。アユク会長は、宿泊施設のすべてで満室率100%に達していると指摘し、次のように述べた。
「私たちは、休暇中に40万人がアンタルヤの施設に滞在するとみている。休暇は続いている。バイラムの休暇中に、トルコ全体では500万人が移動した。このうち約40万人がアンタルヤの宿泊施設に滞在した。残りの人々は、親類や故郷を訪ねる形で休暇を過ごした。合計100億リラの経済効果が生まれたと考えている。沿岸地域だけではなく、トルコ全土のあらゆる地域で混雑が発生した。ボルでも、サフランボルでも、アンタルヤでも、エーゲ地方でも、カッパドキアでも、黒海でも、あらゆる場所に人がいる。もはや国内市場は休暇の認識を作り出した。」
アユク会長は、旅行者らの帰宅が始まっていることを指摘し、市民がより注意し、車で移動する人々が事故に遭うことなく安全に自宅に帰ることを祈った。
■「観光業における活発さは続く」
プロフェッショナル・ホテル管理者協会のウルカイ・アトマジャ会長も、バイラム休暇に地中海地方で混雑が発生したと述べた。アトマジャ会長は、休暇を過ごした人々が帰宅し始めたことを強調し、「バイラム休暇は満員状態だった。特に沿岸地域で混雑が発生した。アンタルヤでは40万人以上のトルコ人観光客が動き続けている」と話した。
一方、休暇の終盤となり、旅行者の帰宅ラッシュも始まった。旅行者らが安全に自宅まで着けるよう、上空と地上から必要な対策が取られている。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:46939 )