イスタンブル2市長候補、直接テレビ対決は16日
2019年06月12日付 Hurriyet 紙


人民連合と国民連合のイスタンブル広域市長候補のビナリ・ユルドゥルム氏とエクレム・イマムオール氏は、再選挙の方向でYSK(高等選挙委員会)によって決定がなされたイスタンブル選挙の前に生放送のテレビ討論番組に参加する。それでは、ビナリ・ユルドゥルム氏と、エクレム・イマムオール氏の生放送討論番組はいつ放送がなされるのか?多くの国民が大きな関心をもって待ち望んでいた生放送テレビ討論に関する詳しい情報は以下の通りだ。

6月24日にイスタンブルで行われる予定の広域市長選挙前にビナル・ユルドゥルム氏と、エクレム・イマム―ル代表は生放送で一堂に会する。イスマイル・キュチュッカヤ氏がモデレーターを務める合同の生放送は、多くの放送局で生放送が行われる。

6月16日の日曜日に行われる予定の生放送は夜9時の開始だ。

合同討論の生放送の決定は、合同記者会見で発表された

CHP(共和人民党)エンギン・アルタイ会派副代表とAKP(公正発展党)の副党首マヒル・ウナル氏は、合同生放送の決定を、共同声明によって発表した。

AKP副党首のマヒル・ウナル氏は、「人民連合の候補者ビナル・ユルドゥルム氏と 国民連合の候補者エクレム・イマムオール氏が2019年の6月16日の日曜日夜9時の生放送で一堂に会する。」と述べた。

ウナル氏とアルタイ氏は、ルトフィ・クルダル会議・展示場の庭において新聞記者たちの質問に答えた。

最初の発表を行ったウナル氏は、アルタイ氏と行った作業が完了したと述べた。

この共同声明の結果で、両者の間で合意がなされたプロトコルを公表すると述べたウナル氏は、「まず第一に6月23日に行われる予定のイスタンブル選挙が我が国にとって実りあるものになることを、私たちは今から願っています。『幸多きものに、また幸運がもたらされますように。」と私たちは言っているのです。人民連合候補ビナリ・ユルドゥルム氏と国民連合の候補者エクレム・イマムオール氏は6月16日の日曜日の夜9時に一同に会します。」と述べた。

マヒル・ウナル氏は、「生放送はどれかひとつのチャンネルで視聴ができるというわけではなく、全チャンネルで放送される形の合同放送として実現する。」と述べて、「生放送のモデレーターはイスマイル・キュチュッカヤ氏が担当する事になるだろう。」と述べた。

CHPのエンギン・アルタイ会派副代表も、生放送を取り仕切るモデレーターのイスマイル・キュチュッカヤ氏がどの候補に対しても同じ持ち時間で、同じ質問を問いかける事によってこの放送を実現する予定だ、と述べ「同じ持ち時間に、全く同じ質問をするという原則でこの討論番組を放送する。生放送番組は、ルトフィ・クルダル会議・展示場において行われる。生放送の諸々の技術サービスはAKPとCHPによって任命された連合技術チームによって行われる。いかなるテレビ番組にも属していない、特殊なサービスを提供する人員によって生放送の間中、衛星中継がなされる。トルコの全放送組合、ソーシャルメディア、映像メディアのリクエストにも応える形でサービスが行われる。」という表現を用いた。

マヒル・ウナル氏と2日間に渡って行った会談の終わりには6条から成る合意文書が作られると強調したアルタイ氏は、「『私たちのイスタンブルへ、私たちの候補へ、私たちのトルコへ幸がもたらされるように』と言っています。」と述べた。

新聞記者たちの問いかけを受けてウナル氏は、「同じ持ち時間、同じ質問という原則に基づいてモデレーター、候補たちはそれぞれの間で行われる交渉によって判断を行う。」と述べた。

ウラル氏は、モデレーターを誰にするのかどのように合意がなされたのか、という質問に答え、「イスマイル・キュチュッカヤ氏が任命されるプロセスでエンギン・アルタイ氏とエクレム・イマムオール氏とともに私もビラル・ユルドゥルム氏と交渉を行って必要なディプロマシーを用いて合同の決定を下しました。」と話した。

アルタイ氏も、党の党首たちとともに、プロセスに関して情報を提供するという形の会談が行われたと説明をして、「各党首たちが私たちが行ったあらゆる仕事に貢献しています。」という表現を用いた。

マヒル・ウナル氏も、「ご承知の通り各党首たちはこのプロセスにおいて自身の候補たちに関心をもっています、なぜならビナリ・ユルドゥルム氏は人民連合AKPの候補であり、エクレム・イマムオール氏も国民連合CHPの候補なのです。当然ながらCHP党首、AKP党首もこのプロセスに初めから影響を与えていたのです。」と話した。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:46961 )