アラブ諸政党サミット事務局はトランプ米大統領の通知と「世紀の取引」を非難
2019年06月27日付 al-Watan 紙


■アラブ諸政党サミットは任務を終えつつあり、トランプ氏によるゴラン高原に関する通知とアメリカのシリア包囲を非難する…ヘレーナ氏:「バハレーンのワークショップは「恥ずべき取引」だ」…宗教の権威:「パレスチナは戻り、解放されるだろう」

【ムワッファク・ムハンマド、諸通信社】

「エルサレムからゴラン高原まで、、、土地は我々のもの」

このスローガンのもと、ダマスカスで開催されたアラブ諸政党サミットの事務局会議は、シリア・アラブの被占領ゴラン高原に関する米大統領の通知と、ワシントンがシリアに課している不当な包囲網を非難した。同時に、サミットの参加者らは「バハレーンのワークショップ」を「恥ずべき取引」だと形容し、それが失敗に終わるだろうと述べた。

また、本紙宛ての声明の中で、サミットに参加した「ファタハ」の革命委員会メンバーであるハンナ・イーサー・へレーナ氏は、以下のように述べた。

「我々は『バハレーンのワークショップ』に反対である。これに対しては、我々は自らを構成するすべての要素をもって向き合うことになるだろう。占領されたパレスチナの地で日々暮らす我々は、恥ずべき取引に抵抗する」。

また、へレーナ氏は「バハレーンのワークショップ」という結論があり続ける限り、彼らがそれを完全・厳密に拒否する意向を強調し、以下のように述べた。
「我々はアラブ諸国にそれに参加しないよう伝えた。我々は、これに参加せず、我々の側に立つような国々に辞儀を行うだろう」。

そして、ヘレーナ氏は「パレスチナの人民が『世紀の取引』、『バハレーンのワークショップ』を拒絶するための全ての力の下で統一されている」と述べ、「この問題に関しては、パレスチナ人民は誰にも代理されることはないだろう。そして、パレスチナ解放機構こそが、パレスチナの人民にとって唯一正当のものであるという認識を、全ての人々が持つべきだ」と強調した。

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( 翻訳者:佐藤竣介 )
( 記事ID:47053 )