世界遺産ディヤルバクル城壁都市に、ユネスコ調査
2019年07月07日付 Cumhuriyet 紙


ユネスコは、世界遺産のディヤルバクル城壁都市とヘヴセル庭園の文化的景観に関して、トルコ訪問の意志を表明した。

 第43回ユネスコ世界遺産委員会(WHC)の会議が、アゼルバイジャンの首都バクーで続いている。7月10日まで続く会議では、2015年に世界遺産に登録されたディヤルバクル城壁都市とヘヴセル庭園の文化的景観に関するレポートが発表され、トルコに対する批判的意見がだされた。ディヤルバクル中心部の城壁地区では、2015年中頃に夜間外出禁止令が宣言された後、広範囲で軍事行動がとられ、何千もの建物が倒壊した。
 ユネスコのレポートは、ディヤルバクルにおける関連する様々な活動を後押しした。“城壁破壊にNOプラットフォーム”は、次のように発表した。「ディヤルバクルでのすべてのプロジェクトと軍事的干渉の中止を要求する。私たちの要求の多くが注目されないとしても、また対応が遅れるとしても、いくつかは実現の決定がなされていることは喜ばしい。城壁の半分は倒壊したが、半分は残っている、私たちにはそれを守る責任がある。」

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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:47107 )