◼︎エジプト議会は「非常事態宣言」の延長に合意
【カイロ:本紙】
エジプト議会は今月7月25日から非常事態宣言を3ヶ月延長することに合意した。
首相は、国会議長に対し非常事態宣言延長を要請する理由や釈明に関する声明を共に、同宣言延長の決定を伝えていた。国会議長は昨日(10日)、非常事態宣言延長に関する共和国大統領の決定を議会に提出し、議員の3分の2を超える多数派の賛成を得た。
今回の決議には、軍および警察機構に対しテロの危険や彼らに対する資金供給への対抗、国内すべての地域の治安維持、公共財および私有財産の保護、国民の生命保護のため、必要な措置を講じる権限を付与することも盛り込まれている。
一方で、エジプト軍参謀総長のムハンマド・ファリード中将は、士官学校に(学生)受け入れのための調整事務局を準備する道を模索している。これは、学生の受け入れプロセスをフォローし、軍に入隊して士官として活動する上で最も適性のある者を科学的に選抜するための力をつけることを目的としている。また、ファリード中将は士官学校入学に際し、エジプトの最上位層の青年たちの中からエリートを選抜する上で細かな条件を作ることを強く望んでいると明らかにした。
さらに、ムハンマド・ファリード中将は様々なテーマについて数人の志願者らと議論した。そして、志願者らは皆、軍が完全に中立な立場で国民の中から軍人を選抜していると確信しており、軍人は具体的な基準に照らして肉体的・医学的な適性試験を通過する能力を持っていることが望ましいと強調した。
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( 翻訳者:古賀きらら )
( 記事ID:47129 )