イラク:軍の司令官がシリア国境における軍事作戦を監督
2019年07月08日付 al-Hayat 紙
■ニジャーフ・シャムリー国防長官がシリア国境における軍事作戦を監督する
【ドバイ:本紙】
イラク軍司令官は月曜日(8日)、イラク政府が昨日(7日)より開始した、テロ組織「ダーイシュ」の敗残兵の追跡を目的とした治安作戦の監督のため、シリアとの国境地域を訪れた。
イラク通信社(INA)は、ニジャーフ・シャムリー国防長官が月曜日、「勝利の意志」というスローガンを掲げた治安作戦の第二段階の実施を監督したと報じ、国防省に対し「シャムリーは多くの下院議員や高官を伴いつつ作戦の第二段階の実施を監督した」と伝えた。
また国防省の声明によれば、同長官の監督は「第7師団、第8機甲師団、国境警備隊、支援小隊、人民動員隊からシリアとの国境への最接近地点まで」及んだとし、「軍事作戦の進捗」についての報告が行われたとした。また、シャムリー国防長官は「妨害工作の尽力により達成された結果」を賞賛した。
また、イラク当局が発表した他の声明によれば、空軍は月曜日、「勝利の意志」の作戦においてサラーフッディーン島の「イスラーム国」の拠点を破壊したという。また、同声明は、「空軍は正確な座標計測のもと、サラーフッディーン島深部に存在したテロ組織『イスラーム国』の拠点の一つに対する爆撃を行った」と報じ、同攻撃が「拠点破壊へ向けた直接的打撃をもたらした」ことを明らかにした。
(後略)
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( 翻訳者:大野和輝 )
( 記事ID:47134 )