パレスチナ:ガザ地区の事態の沈静化のためにエジプトと国連が仲介(4)
2019年06月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■数日以内にガザの沈静化を確かなものにするという、エジプト代表団の新たな任務(4)
【ガザ:アシュラフ・フール、本紙】
また、カーヌーウ報道官はハマースとパレスチナ側はエジプトと国連による仲介を通して「了解事項を遵守し、そこから逸脱することのないよう占領国家イスラエルに圧力をかけ」ようとしていると明らかにした。そして、了解事項のいくつかが膠着状態にあり占領国家イスラエルが履行を遅らせていると指摘したうえで、この点について今週半ばにガザ地区を訪れるであろうエジプト治安当局の代表団と議論や検討を行うだろうと述べた。
カーヌーウ報道官はさらに、「占領者は了解事項を逸脱し、(行動も)遅く、了解事項を不正に操作するような政策を行っている。また、内政の危機を輸出して、根拠を欠いた言い訳で激しく非難しようとしている」とハマースは見ていることを示した。
(5)に続く
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:友添日向子 )
( 記事ID:47170 )