イスタンブル県農林業総局は、犠牲祭用の羊の都市への搬入が7月27日に開始されることを発表した。
県農林業総局によって行われた発表によれば、犠牲祭において国民が健康で安全な犠牲祭用の羊を確保すること、そして衛生条件に合う処理方法で人々、環境そして動物の健康に害を与えない形で宗教的義務を果たすことのために必要な作業が始められたことを明らかにした。
イスタンブルに向けて行われる羊の搬入と犠牲祭用の羊の在庫が、国民の需要を満たす水準にあると明らかにされた発表では、トラキヤ地方への搬入について警告もなされた。
■発表では次のように述べられた:
「トラキヤ地方は、世界保健機関(OIE)によって2010年5月25日より、”口蹄疫のワクチン非接種清浄地域”として認定され、保護地域として認められている。この状態を維持するため、口蹄疫に対して指定された動物のトラキヤ地方への輸送のために必要な条件が適用されたのちに採取された血液サンプルに関する報告書を得ることが必要である。生産者がこの点について注意することに加えて、被害を出さないために、トラキヤ地方へ書類なしで羊の搬入がなされないことが必要である。」
2019年に公布された「犠牲祭動物サービスの実行に関する報告書」範囲において、イスタンブルへの犠牲祭用羊の搬入が7月27日に開始されることが明らかにされた発表では、イスタンブルと区農林業総局に属する獣医が、リヴァとチャムルジャ生体動物輸送ポイントにおいて24時間体制で対応することが明らかにされた。
発表では、加えて農業森林省によって開発された"HaySag"というモバイルアプリ上で、国民が購入する犠牲祭用の羊の耳につけられた個体番号によって種類、性別、年齢、予防接種の情報を確認することができることが述べられた。
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( 翻訳者:森彩音 )
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