エジプト:イスラーム国への参加目的に渡航しようとしたソマリア難民が逮捕
2019年07月30日付 al-Hayat 紙

■エジプトのテロ組織に加わろうとしたソマリア難民を米国政府が逮捕

【ワシントン:AFP】

米国司法省は月曜日、テロ組織「ダーイシュ」のエジプト支部である「シナイ州」に加わるためエジプトへの渡航を試みたソマリア難民の逮捕を発表した。

アリゾナ州連邦裁判所に検察が提出した起訴状によると、アリゾナ州ツーソンに住むアフマド・マフド・ムハンマド氏(21歳)とアービディー・ヤマーニー・フセイン氏(20歳)は、シナイ半島でテロ組織に加わる計画を立てていた。

起訴状によると、2人の男性はFBIの潜入捜査官に対し、自分たちがダーイシュの支援者であり、また大量の人間を殺し、それら異教徒を斬首し、世界で名声を得たいと述べた。

同起訴状によれば、フセインはFBIの潜入捜査官に対し6月、「アブー・ジハード、これが私の名前だ」と語ったという。

2人の男性は先週金曜日、ツーソン国際空港でカイロ国際空港行きのチケットでチェックインした後、逮捕された。起訴状によると、ムハンマドはアメリカ合衆国の永住権を所持しており、ソマリアからの難民として入国したという。フセインは難民のままである。

FBI捜査官は昨年8月、SNS上で両名に注目した。ムハンマドはダーイシュに参加し、「殉教者」としての死のためにシリアまたはエジプトに渡航したいと書き込んでいたのだ。

検察は海外テロ組織への物的支援の共謀罪で両名を起訴している。これは20年に及ぶ懲役刑の科せられる犯罪である

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( 翻訳者:當麻 舞美 )
( 記事ID:47262 )