エジプト:新行政首都で第7回青年のための国民会議を開催
2019年07月31日付 al-Hayat 紙

エジプト:新行政首都で第7回青年のための国民会議を開催

【カイロ:本紙】

エジプトのアブドュルファッターフ・スィースィー大統領は本日(31日、火曜日)夕方、第7回若者のための国民会議(National Youth Conference)を新行政都市にてスタートさせた。スィースィー大統領の最重要プロジェクト(である新行政首都計画)と、若者との対話強化を目的とした同大統領の継続的な取り組みをまとめてアピールする格好だ。

スィースィー大統領は2016年に第1回全若者のための国民会議をリゾート地シャルム・エル・シャイクで開催し、この枠組みは国際会議やアフリカを対象とした会議へも発展した。一方で、政府は全ての国家機関が移転し、そこで電子政府としての機能をスタートさせる新行政首都を設立するプロジェクトを開始した。なお、同プロジェクトは2015年3月に始まり、2020年には新首都が機能する見込みだ。

第7回若者のための国民会議は第41回人権理事会での国連決議の数週間後の開催となった。なお、同理事会は世界的な問題を青年の視点から議論する国際フォーラムとして、エジプトの世界若者会議の貢献を賞賛した。

また、第7回若者のための国民会議には国中の様々な県から1500人の若者が参加し、複数の著名人やメディア関係者、ビジネスマン、アフリカ連合加盟国の大使も出席する。

会議はスィースィー大統領が登場する開会セッションから始まり、続いて「エジプトのシュミレーションモデル」に関するセッションが行われる。

同様に、会議の2日目にはアフリカの若者の能力開発を目的とした主要プログラムを第1期生が終了したことを祝う式典が行われる予定だ。その後は「まともな暮らし」への取り組みに関する第1回会合が行われた後、閉会セッションの前に「大統領に質問しよう」と題したセッションが設けられている。

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( 翻訳者:糸山沙也香 )
( 記事ID:47268 )