レバノン:語り部のための国際演劇祭を開催
2019年07月30日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■イスタンブーリー氏が語り部のためのレバノン国際演劇祭を開催

【本紙】

ティルス(スール)芸術協会とイスタンブーリー劇場の運営事務局は、第1回「語り部のためのレバノン国際演劇祭」の実施を発表した。同演劇祭は10月26日から29日にかけてスールにあるレバノン国民劇場で行われる予定で、既に演劇祭の公式コンペへの作品のノミネートが開始されている。なお、ノミネートは9月30日まで受け付けている。

俳優兼監督で、レバノン国民劇場の創設者でもあるカースィム・イスタンブーリー氏は以下のように述べた。「演劇祭の目的は、口承や伝承、アイデンティティ、語り部の技芸の保護、およびそれらを次世代へと繋げることだ。この演劇祭は多くの国々の間で伝承に関する様々な試みや実践を共有する機会となり、またアラブ国家における正則アラビア語(フスハー)の重要性に光を当てそれを保持するイベントとなり、そして民間伝承の価値を再評価しそれを新しい世代に広める場となるだろう。」

(後略)

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( 翻訳者:中村観月 )
( 記事ID:47269 )