エジプト:ジャミール・アート・センターがエジプトでサマープログラムを開始
2019年07月31日付 al-Hayat 紙
■ジャミール・アート・センターが、エジプトで伝統工芸の活性化を目的としたサマープログラムを実施
【ドバイ:本紙】
ドバイのジャミール・アート・センターは最近、エジプトのファイユーム県にある観光村チュニスでサマープログラムを始めると発表した。このプログラムは、手工芸の教育に関する講義の提供とエジプト農村部における地域社会の参加の促進を目的としている。実施期間は4週間の予定で、その間にファイユーム県の文化遺産の様々な面に注目したワークショップ、イスラーム工芸、銅細工、印刷、陶器やセラミックに関するワークショップが行われる。
ジャミール・アート・センターのアントニア・カーバー理事は以下のように述べた。サマープログラムはエジプトのEchコンサルタント・センターとの共催で開催される。このセンターは、欧州連合(EU)、国際移民機関(IOM)、国際労働機関(ILO)、ユネスコなどの国際機関と協力し、遠隔地での職業訓練の様々なコースを提供している。
カーバー理事によれば、今回の働きかけは、中東・北アフリカ地域各地での遺産、教育、芸術を促進するジャミール・アート・センターの取り組みの一環であり、ジェッダでのジャミール・アート・プロジェクトと取り組み、ドバイでのジャミール・アート・センターのそれらを補完するものだと指摘した。またカーバー理事はこう付け加えた。今回のプログラムは、エジプトにおけるジャミール・アート・センターの三度目の取り組みに当たる。センターはこのプログラムを通じて、エジプトの遺産保護の取り組みの支援を目的とした遠隔地との協力を目指している。
(後略)
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( 翻訳者:藤垣順気 )
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