「ユーフラテスの東」なにがあっても一掃ーチャヴシュオール外相
2019年08月11日付 Hurriyet 紙
メヴリュト・チャヴシュオール外相は、ユーフラテス川の東側に向けた作戦に関して、「アフリーンから一掃されたように、ジャラーブルスからISが一掃されたように、ユーフラテスの東からもYPG・PKKを一掃する。どのようなコストがかかっても一掃する。我々の決意に変更は一切ない。アメリカがマンビジュのように引き延ばしのプロセスに入ることを、我々は許さない」と述べた。
チャヴシュオール外相は、犠牲祭に際して公正発展党(AKP)アンタルヤ県支部で行われたバイラムを祝う式典で、国外からやってくる脅威に対する必要な対策を取っていると明らかにした。
チャヴシュオール外相は、ユーフラテス川の東側に関するプロセスで重要なステップを踏み出したことと決意を示したことを説明し、次のように述べた。
「ユーフラテスの東に関して、我々は次のように言っている。ともに一掃する、またはトルコが現地に入り、この地からもテロリストらを一掃すると。アフリーンから一掃されたように、ジャラーブルスからISが一掃されたように、ユーフラテスの東からもYPG・PKKを一掃する。どのようなコストがかかっても一掃する。我々の決意に変更は一切ない。アメリカがマンビジュのように引き延ばしのプロセスに入ることを、我々は許さない。我々はこうはっきりと言っており、彼らにもそう言った。」
■「アメリカは、マンビジュでやるべきことをやらなかった」
チャヴシュオール外相は、アメリカがマンビジュについて約束を守らなかったと強調し、次のように話した。
「アメリカは約束を履行しなかった、マンビジュで引き延ばしを始めた、というのは正しい。ともに承認したロードマップの履行についても、アメリカはやるべきことをやらなかったからだ。トルコ共和国は、トルコ国民は、言ったことは履行する。信頼できる国民、信頼できる政府となることは、軍事力や金銭によってはできるものではない。与えた約束を守り、そして「やろう」と言った時に行う。トルコの違いはこれである。これらの件について問題は一切ない。しかし、他の問題においてもトルコは重要なアクターとなった。」
チャヴシュオール外相は、先週、アンカラとサムスンで大使らが一堂に会したことに言及し、他の大臣らも参加して、行ったことと今後何を行うかについて評価したことを明らかにした。
チャヴシュオール外相は、行った評価の結果、世界には様々な困難があることに触れ、「我が国の周辺にはまだ多くの困難があり、脅威があり、テロがある。しかし、いかなる問題も我々のコントロールから外れてはいないということは、容易にわかる。問題は今日もある。明日もあるだろう。重要なのは、これらを管理できるということだ。我々の大統領のリーダーシップであらゆる問題を管理し、そのために努力する」と話した。
チャヴシュオール外相は、だれも悲観に沈み込む必要はないと強調した。
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( 翻訳者:永山明子 )
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