乾燥なす、金と値段を競う
2019年08月11日付 Cumhuriyet 紙

ムーラの食卓に欠かせない冬の乾燥野菜が、店の陳列棚を彩る。乾燥ナスは、1㎏あたり200リラで売りに出されている。

ムーラで冬に消費される目的で今年生産されたオクラ、唐辛子、カボチャ、ナスといった乾燥野菜が露天市の陳列棚に並べら売りに出された。色とりどりの見た目で売り場の棚を飾る乾燥野菜の中で最も注目を集めるのが、1㎏あたり200リラのナスである。

ムーラの中心であるメンテシェ郡で22年間八百屋を営んでおり、妻と3人の子供の5人家族であるセブギ・ボズさんは、「野菜を乾燥させるのは6月から始まる。町中は気候が乾燥しているため、野菜を苦も無く乾燥させることができる。国内外の観光客が商品に興味を持っている。

最も高い野菜は、乾燥ナスである。1kgあたり200リラであるため、通常、お客は糸を通して束ねた1房で買っていく。1房の値段は15リラから20リラである。昔はタバコを束ね乾燥させていた。今はオクラ、唐辛子、カボチャ、ナスを束ね乾燥させている。別の県から乾燥野菜の注文があった時は、こちらの銀行口座に入金した人に宅配便で送っている」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:47335 )