イスラエル:アル=アクサー・モスクの段階的共有化に対する警告
2019年08月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


◼️アル=アクサー・モスクの共有化の試みに対するパレスチナ・イスラエル双方からの警告

【ナザレ:本紙】

パレスチナの活動家たちは、入植者たちがイスラエル政府の直接的な支援を受けながら神殿の丘に侵入したことを非難し、「段階的に」アル=アクサー・モスクを共有化する計画に対して警告を行った。

48の土地(訳注:パレスチナの意)内のハイフォローアップ委員会は、イードの礼拝後に占領軍によって行われたアル=アクサー・モスクと中庭の何千人もの礼拝者に対する血生臭い攻撃を非難した。この攻撃は、入植者たちの群れに対して神殿の丘への門戸を開き、「最初のキブラ・三つの聖地(訳注:双方ともエルサレムを指す語)」を挑発する目的によって行われたものだった。

また、同委員会は以下のように述べた。

「イード・アル=アドハーの初日にイスラーム教徒と礼拝者の感情を逆なでするための、テロともいえるこの侵攻は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のオフィスにおいて計画された。この攻撃の基本的な目的が、神殿の丘という土地そのもの、さらにはイスラームのアイデンティティを損なおうとする惨めな試みであったことは明らかである。そして、聖なるモスクを空間的、時間的の両面から共有化する既成事実を作ろうとする試みであったことも確かである。しかし、この試みは成就することはないだろう。アル=アクサー・モスクは守られているからだ」。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:古賀きらら )
( 記事ID:47337 )