パレスチナ:イスラエルがロケット弾発射への応酬としてガザを標的に爆撃
2019年08月19日付 al-Hayat 紙


■パレスチナ:イスラエルがロケット弾発射への応酬としてガザを標的に爆撃

【ドバイ、エルサレム:本紙、AFP】

パレスチナの複数の地元情報筋によると、イスラエル軍はガザ地区北部内の拠点2カ所と農地複数カ所を爆撃した。同情報筋はまた、イスラエルのアパッチ・ヘリコプターがベイトゥ・ラヒア町北部にある陣地にミサイルを発射し、これを完全に破壊したことを明らかにした。これにより、火事が起きたが、負傷者は出なかった。

こうしたなか、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、「ツイッタ―」の公式アカウントで、イスラエル軍がガザ地区北部の警備フェンス付近で多数の戦闘員を発見し、戦闘ヘリコプターと戦車が発砲したとツイートした。一連の出来事は、ガザ地区からイスラエル方面に3発のロケット弾が発射され、「アイアンドーム」システムがうち2発を迎撃したとイスラエル軍が土曜晩に発表してから数時間後に発生した。こうした事案が起きたのはこの24時間で2度目である。

イスラエル軍は声明で「発射体3発がガザ地区からイスラエルに向け発射された」としたうえで、うち2発を「アイアンドームシステムが迎撃した」と発表した。だが、3発目の発射体については言及しなかった。声明によれば、スデロット市では警告のサイレンが鳴り響いた。

イスラエル軍は金曜晩、ガザ地区を発射地点とする発射体を迎撃したと発表したが、この種の砲撃は1ヶ月以上起きていなかった。パレスチナ治安筋によれば、イスラエルの戦闘機は土曜朝にガザ地区の拠点3カ所を狙って攻撃を行った。

一方、イスラエル軍は「ガザ地区北部および中部にあるハマースの地下標的」に対して攻撃を実施したと述べたが、詳細については明らかにしなかった。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:47384 )