内務省、ディヤルバクル・ヴァン・マルディンのHDP系市長を解任
2019年08月19日付 Cumhuriyet 紙
ディヤルバクル、ヴァン、マルディンの人民の民主主義党(HDP)系広域市長たちは、内務省により自身らついて進められているテロ捜査により解任させられた。彼らの代わりに、それぞれの都市がある県の県知事が管財人に任命された。ヴァン広域市で管財人として任命されたメフメト・エミン・ビルメズの最初の仕事は、公正発展党(AKP)党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の写真を吊るすこととなった。
ディヤルバクル、ヴァン、マルディンのHDP系広域市長たちは、内務省により自身らついて進められているテロ捜査により解任させられた。彼らの代わりに、それぞれの都市がある県の県知事が管財人として任命された。
内務省の説明では、ディヤルバクル、マルディン、ヴァンの広域市長たちが解任され、彼らの代わりにディヤルバクルの広域市長にはディヤルバクル県知事のハサン・バスリ・ギュゼロウルが、マルディンの広域市長にはマルディンの県知事であるムスタファ・ヤマンが、ヴァン広域市長にはヴァンの県知事であるメフメト・エミン・ビルメズがそれぞれ市長代理として任命された、と明らかにされた。
ヴァン広域市長に管財人に任命されたビルメズ知事は、説明を行い、以下のように述べた。「内務省によって進められていたテロ捜査と統合を理由に、内務省は広域市長を解任した。この状況で今朝以降に本人に伝えた。同日、内務省の指示により私は市の管財人に任命された。現在職務は始まった。ここで次の点を述べたい。職員たちの仕事に関与せずに職務を遂行する。ヴァン市ができることを、ヴァンの市民が利用できるようにしよう。透明な行政を行い、どんな人も受け入れるように努める。ここに我々市民とヴァンの人々と手を携えて、この街に尽くすことになろう。」
AKP党のエルドアン大統領の写真に関する質問を受けてビルメズ知事は、「大統領の写真は以前には吊るされていたが、降ろされた。我々はその写真を我々共和国の建国者であるアタトゥルク氏の写真の隣に再度吊るした」と述べた。
■ヴァン県知事府による「アタテュルク肖像写真」の説明
ヴァン県知事府は次のように説明を行った。「内務省により任命されるヴァン広域市長にヴァン県知事のメフメット・エミン・ビルメズが配置された後、一部の報道機関とソーシャルメディア上であがった『アタトゥルクの肖像写真が降ろされた』という訴えが完全に無根拠であるとし、それとは逆に我々共和国の建国者リーダーのムスタファ・ケマル・アタテュルクの小さい肖像写真の代わりに、ヴァン県知事にして広域市長代理であるメフメト・エミン・ビルメズ氏が指示して、大きな肖像写真が吊るされた。また、HDP系の市指導部によって降ろされたレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の肖像写真も再度元の場所に吊るされた。」
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( 翻訳者:岸本成美 )
( 記事ID:47388 )