アンタルヤの外国人観光客、17%増
2019年08月25日付 Cumhuriyet 紙
トルコの最も素晴らしい観光地のひとつであるアンタルヤへ、今年1月1日から8月22日の間に訪れた外国人観光客数が1千万5323人に達して記録を更新し、観光セクターが大いに沸いた。
県文化観光局のアンタルヤとガーズィーパシャ空港のデータによれば、2019年1月1日から8月22日の間にこの街へ来た外国人観光客の数が、2018年の同期間と比べ17.6パーセント増加し記録を更新した。最も多くの観光客を送る国としてはロシアが首位、次いでドイツが二番目であった。
2017年1月1日から8月22日には660万9636人、2018年の同期間には858万6011人が訪れたこの都市へ、今年は1千万5323人の外国人が来た。休暇滞在で好まれるアンタルヤへは、おおよそ200か国から観光客が訪れており、最も多いのがロシア、ドイツ、ウクライナからのゲストだ。「煙突の無い産業」と表現される観光業における目標を達成するために、官民両セクターの代表らが熱心な取組みを続けている。この都市へ来た観光客は、高級ホテルで満喫する海と砂、そして太陽の休暇の他、アンタルヤの歴史文化地域を訪れ、美しい自然の中を散策する。
■「利益も8~10%増した」
プロフェッショナルホテル経営者協会のウルカイ・アトマジャ会長は、アナトリア通信社(AA)の記者への説明で、観光客数の最高記録が出たのは素晴らしい発展であると述べた。8月末には数字が確定するだろうと強調したアトマジャ氏は、次のように述べた。
「我々の目標は今年1600万人の観光客をもてなすことであった。この数字を達成するための取組みが続いている。そうすれば、我々は目標を達成するだろう。昨年は1400万人近くの観光客がアンタルヤを訪れた。2019年の計画を立てる際は、アンタルヤを訪れる観光客の数が1600万人へ上ることを予測していた。全て計画通りに進んでいる。我々は良い8月を過ごしており、9月も同様に過ぎることを願っている。全ての市場において成長が続いている。観光業におけるこの記録は続くだろう。利益に関しては、今年10%の成長という目標がある。とりわけ、外国人市場における利益は、現在8~10%増加した。9月も同様に成長していくことを願う。」
■「つかんだ栄光をこのまま維持していきたい」
アクデニズ観光ホテル経営連合のエルカン・ヤージュ会長も、訪れる観光客の数が予測通りに増加していることを述べ、1月1日~8月22日の間で、前年比17%以上の増加を達成し、このことは同期間にとって大きな記録であると語った。観光業における発展がセクターを喜ばせていると説明したヤージュ会長は、「予測通りの成長の流れと我々は向き合っている。記録が続くことを祈っている。我々はそろそろ、冬季の準備期間へと入っていく。夏季に達成した成長の流れを、とりわけ我々が不況の季節と考えている冬季にも続けていきたい。つかんだ栄光をこのまま維持したい。観光セクターは、連帯して働いている。我々には1600万人という目標があった。成長が今のまま続けば、この数字を達成するだろう」と評価した。
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( 翻訳者:小林佑輔 )
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