■サウジアラビア軍・アラブ連合軍による合同軍事演習「イーガー・ライオン2019」がアンマンにて始動

【アンマン：本紙】

さらに准将はこう続ける。「この演習は多くの目標を達成することを目的としているが、最も重要なのは、参加部隊の共同作戦計画・実行力を伸ばし、サウジ軍と参加部隊の間で（軍事）経験の相互交換を促進させることに加え、迅速な部隊展開や応答を徹底させること、共同作戦の計画と実行に向け参謀部を訓練することである」。

アル=カフターニー准将は、演習は戦時下(従来型/非従来型)を模して行われ、陸上および海上の国境警備作戦や人員回復の訓練が行われるだろうと述べた。さらに「また演習のプログラムには、敵地内での捜索・救難活動や空軍・陸軍の両作戦の連携、特殊部隊作戦の実施訓練のほか、都市内での対テロ作戦の実施訓練、サイバー攻撃に対処するための計画・訓練に加え、大量破壊兵器に対する防御訓練、作戦区域における防空システムの速やかな戦略的輸送訓練、無人ドローンに対する防御訓練も含まれる」と続けた。

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（ 翻訳者:田中美羽 ）
（ 記事ID:47437 )