サウジアラビア:「同盟の支援を受け、イエメンは国内の様々な政治的相違に対処可能」
2019年08月26日付 al-Hayat 紙
■ムハンマド・アル=ジャービル大使「同盟の支援を受けることで、イエメンは国内の様々な政治的相違を乗り越え得る」
【リヤド:本紙】
イエメン開発・復興を目的としたサウジアラビアのプログラムを監督するムハンマド・アル=ジャービル在イエメン・サウジアラビア大使は、サウジアラビアとアラブ首長国連邦から出された声明は、イエメンという国家の存続における両国の連帯関係および運命の共通を傍証するものであると述べた。
「これは南イエメンに留まらず、全国土における平和回復と安定のために指揮を執るという両国の決意の表れである」。
同氏はTwitter上の投稿において、「イエメン人たちは祖国イエメンの屋根の下にあるかぎり、同盟(イエメンにおける正当性を支援するための同盟)による支援のもと、国内の様々な政治的相違を和らげるための団結をし得る」と発言した。またイエメンを犠牲にしてイランの利益のために働くものに対しては、国内の課題や相違の内容を問わず、イエメン人はいずれそれに立ち向かうことになるとし、一方(サウジアラビアを含む)同盟国はこれからもイエメンと共にあると述べた。
また同氏は、サウジアラビア王国は「兄弟であるイエメン国民のため、また平和実現および安定のため、政治的、軍事的、救援、経済的、開発的なあらゆる種類の支援を提供し続けている」ように、イエメンという国家・組織の維持に向け常にイエメン国民の統一に尽力し、対話を通じていかなる政治的隔たりも克服しようとする政府・指導部であることを強調した。
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( 翻訳者:秋野晴香 )
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