トルコ映画:カーン・ミュジデジ監督の『イグアナ東京』ヴェネチア国際映画祭に出品
2019年08月26日付 Hurriyet紙


初監督作品、『シヴァス』によって世界中で数多くの賞を受賞したカーン・ミュジデジ監督の初の長編映画プロジェクトである『イグアナ東京』が第76回ヴェネツィア国際映画祭の一環であるヴェネチア・ギャップ・ファイナンシング・マーケットへの参加の権利を獲得した。

輝かしい受賞歴のあるカーン・ミュジデジ監督が脚本執筆と監督を務めた映画『イグアナ東京』は、第76回ヴェネツィア国際映画祭の一環に含まれるヴェネチア・ギャップ・ファイナンシング・マーケットに選出された40の映画作品の一つとなった。2019年8月30日から2019年9月1日の期間の3日間に渡り開催されるヴェネチア・ギャップ・フィナンシング・マーケットはプロデューサーと監督ら、(配給会社、セールス代理店などの)各セクターのプロフェッショナルが一堂に会してプロジェクトの完遂に必要なミーティングをおこなうための支援を行うという重要性を担っている。

ドイツ-トルコ-日本の合作であり、サーデト・ウシュル・アクソイ氏、エルタン・サバン氏、デニズ・ウルキュ氏がそれぞれメインキャストを務めたSF映画『イグアナ東京』の撮影の大半は東京で行われた。映画は、東京の中心部にあるある小さなアパートでヴァーチャル・リアリティ・ゲーム‟M²”をプレイし始めた、ある一家の物語である。
ゲームのルールはシンプルだ。勝利を収めた人間は、その家を自由にコントロールできるのだ。ゲームは時間が経つにつれて彼らの生活の中心になっていく。そして、やがてそれは彼らにとっての現実へと変化していき、あっという間に家族のダイナミクスは変化をしていく。ゲームでは、より優れたプレイをするほど、その家族のメンバーの部屋はより大きい空間を獲得し、負けてしまえば空間は小さくなる。母と父そして娘たちと「東京」の間で次第に加速していく危険なテンションに、ただ彼らが飼育をしていた一匹のイグアナだけが気が付く。
撮影が東京とイスタンブル間で行われた映画で使用される言語は、日本語とトルコ語だ。

第69回カンヌ映画祭の一環の「カンヌ・アトリエ」へ選出された15のプロジェクトの一つである『イグアナ東京』は、トルコ文化観光省映画支援協会から100万リラの支援金を得る権利を獲得した。

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(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:47443)