イラク:国民知恵運動が一部の特権階級の権力掌握を非難(2)
2019年08月28日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■国民知恵運動:内閣や与党において重役ポストに安住している多くの「特権階級」は法的要件を満たしていない

自らの政党の候補者に要職を与えていると与党を非難

【バグダード:本紙】

さらに同氏は「野党は、こういった特権システムの解決プロセスが失敗に終わり、(内閣が)我々が歩んでいる道と異なった方向に進んでいるという事実に驚いた。このような状態のまま、現政権が再び任期を数えたことは実に不可解であった」と述べた。

続けて同氏は「問題の解決にあたっては、代理人としてポストを有しているものから、それらを任命する内閣事務局の人員まで、各省庁に存在する重役ポストの妥当性をいったん全て洗い出すことが必要であった」と説明した。

そして同氏は「実際にはそのようなことは行われず、(ポストの任命にあたっては)単に各人員の名前から判断されるに留まり、そこに個人個人の適任の度合いが考慮されることはなかった」と明言した。

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:白石江里香 )
( 記事ID:47459 )