エジプト:スィースィー大統領がクウェート首長と会談、関係強化を目指す
2019年09月01日付 al-Hayat 紙
■エジプト─クウェート首脳会談、関係強化を目指す
【カイロ:本紙】
エジプトのアブドゥルファッターフ・アル=スィースィー大統領と、クウェートのサバーフ・アル=アフマド首長は、エジプト大統領の二日間にわたるクウェート訪問最終日である本日(9月1日)、午前中の首脳会談の場において、二国間関係の強化および地域の諸問題について議論を行った。
スィースィー大統領は昨日の午後、日本からクウェートに到着していた。日本では、同国政府とアフリカ諸国の首脳らの間で、(アフリカ)大陸との協力関係を模索するTICAD(アフリカ開発会議)が開催されていた。
エジプト大統領は今朝の首脳会議に先立ち、クウェート訪問中に多数の同国高官と会見した。エジプト大統領のスポークスマンであるバッサーン・ラーディー大使が語ったところによれば、クウェート首長は、エジプトの指導部と民衆への称賛を表明しつつ、スィースィー大統領の訪問を歓迎したという。首長はまた、エジプト─クウェート間の純正たる同胞関係と、歴史ある確固とした相互関係を特徴付けるすべてのものを称賛した。
アフマド首長は、「エジプトはクウェート国民にとっての特別な地位を有しており、エジプトの担っているアラブ諸国の治安と安定を支援するという中軸的な役割および全てのレベルにおけるアラブの協力体制の強化に向けられた同国の努力を称賛する」と強調しつつ、様々な分野、とりわけ経済的・発展的レベルにおける二国間の卓越した関係のさらなる強化の継続を期待した。
(後略)
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( 翻訳者:難波奈央 )
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