デミルタシュ、釈放決定に検察異議
2019年09月03日付 Cumhuriyet 紙
アンカラの共和国首席検事局は、アンカラ第19重罪裁判所において、HDP(人民の民主主義党)のセラハッティン・デミルタシュ元共同党首への釈放決定に異議申し立てを行った。異議は上級法廷で審議される。
アンカラ第19重罪裁判所は、デミルタシュへ142年の懲役が求刑された裁判で、昨日(9月2日)満場一致で釈放決定を下した。イスタンブルで行われた別の裁判において4年8ヶ月の懲役刑が決定しているデミルタシュ元党首は、すぐに釈放されなかった。弁護士団は、拘束されていた2年10ヶ月の期間が刑期から差し引かれることによって釈放される方向で請願の準備を始めた。
(インターネット新聞)T24のギョクチェル・タヒンジオール氏の記事によれば、アンカラの共和国首席検事局は、今日(9月3日)、デミルタシュの釈放決定に対して異議申し立てを行った。
検察は、2つの根拠に基づいて異議を唱えている。デミルタシュ元党首は憲法秩序に対して犯した罪を理由に裁判にかけられていたことを明らかにした検察は、これらの犯罪においては、強い有罪の疑いがある場合、拘束措置が取られうることを指摘した。検察は、(非合法)組織の構成員であるという罪における刑罪の重さを考慮すると、拘束は適切な措置であると主張した。検察の異議申し立ては上級法廷で審議される。
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( 翻訳者:森彩音 )
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