UAE:ローマ教皇のUAE訪問がドキュメンタリー映画化
2019年09月04日付 al-Hayat 紙
■「ナショナル・ジオグラフィック・アブダビ」がローマ教皇によるUAEへの歴史的訪問を記録
【アブダビ:本紙】
「アブダビ・メディア」社の「ナショナル・ジオグラフィック・アブダビ」は今日(9月4日)、ドキュメンタリー映画「平和の訪れ」の上映を発表した。この映画は今年2月に行われたフランシスコ教皇のUAE訪問を記録したもので、UAE時刻の明日(9月5日)20時に上映される。
初上映となる同ドキュメンタリー映画は、3日間にわたる湾岸地域への教皇の初訪問の重要性に加え、訪問中に行われた世界的な寛容の首都としてのUAEの地位を確認する会議やイベントにも焦点を当てている。
ドキュメンタリー映画は3部構成であり、教皇の訪問を日ごとに分けている。また、教皇のUAEの国民・滞在者との謁見、政府高官や青年層の代表者との会合などを広く取り上げている。
第1部は訪問前の期間を取り上げており、教皇と連絡を取ってから教皇がアブダビのムハンマド・ビン・ザーイド皇太子兼軍最高司令の招待に応じるまでを描いている。
続く第2部では、アブダビ訪問中の教皇の行程及びアズハル大学総長兼ムスリム長老委員会委員長アフマド・タイイブ師との会見を描いている。会合では、平和と尊敬の文化を広め、愛と寛容の絆を深めるための「人類兄弟愛に関する」文書への署名が交わされた。
第3部では、ザーイド・スポーツシティのスタジアムで、フランシスコ教皇が催したミサに焦点を当てている。ミサでは教皇が全ての人に平和を願う礼拝を求めた。ミサには世界中から10万人以上が参加した。
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( 翻訳者:松浦葵 )
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