エジプト:サウジアラビア人留学生の状況について議論
2019年09月04日付 al-Hayat 紙

■ナクリー大使とアブドゥルガファール大臣が、エジプトの大学で学ぶサウジアラビア人学生らの状況について協議

【カイロ:本紙】

二聖モスクの守護者(注:サウジアラビア)の駐エジプト・アラブ連盟常駐代表であるアサーマ・ナクリー大使は昨日(火曜日、3日)、エジプトのハーリド・アブドゥルガッファール高等教育・科学研究大臣とエジプトの国私立大学で学ぶサウジアラビア人の学生の状況と、彼らに供与される便宜について協議を行った。

これはアブドゥルガッファール大臣が、同省の執務室にてナクリー大使を迎えた際に行われた。会合では、両国間での文化・学術交流について議論が行われると共に、南シナイ県のキング・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ大学の実行プロセスおよびその将来的な計画について検討を行った。

ナクリー大使はアブドゥルガッファール大臣に対し、先月8月にエジプト科学研究技術アカデミーが開催した科学の日の祝典の成功について祝意を表し、本祝典は学者や大学に大きな影響を残す重要なメッセージであると賞賛した。なお、これはエジプトのアブドゥル・ファッターフ・スィースィー大統領の後見をうけているという。

アブドゥルガファール大臣は、特に教育や研究の分野において、エジプトがサウジアラビアとの関係強化に力を入れていると強調し、キング・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ大学プロジェクトは両国の良好な関係を反映しており、共通の歴史の象徴であると指摘した。

アブドゥルガッファール大臣は、サウジアラビアの教育機関で行われている教育・研究の再興を賞賛するとともに、学生や教員の人材交流や共同プログラムを通した両国の教育機関の協力の重要性を指摘した。

また、同大臣はエジプトの大学への留学を希望する学生の手続き簡略化に向けて高等教育省派遣留学生センターの運営における発展的事業を示唆した。

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( 翻訳者:藤垣順気 )
( 記事ID:47480 )