ヒップ・ホップ:15分でトルコを斬る-ラップPV「黙っていられない」が話題に
2019年09月06日付 Cumhuriyet紙


1・トルコのトップ・ニュースになる二曲のラップ・ソングが、夜中の同時刻にリリースされた。アンカラ出身のラッパーであるエズヘルは「事件」というタイトルの最新曲をリリースし、リーダーをシャヌシェルが務めたグループである‟RAP“というグループも「黙っていられない」というタイトルの楽曲をYoutube上にシェアした。


■19人のミュージシャンが一堂に

「黙っていられない」という楽曲ではシャヌシェルと共にフアト、アドス、ハイキ、セルベル・ウラズ、ベータ、タフリバッド-ı・イシャン、ソクラトSt、オズビ、デニズ・テキン、セハベ、イェイス・センスラ、アスポヴァ、デフハーン、アーガB、ミラジュ、メルト・シェネル、カムフレなどのアーティストが彼ら独自のスタイルで支援をした。

楽曲において、それぞれハッシュタグの形で、暴力、女性の殺害、動物の権利、そして教育などの数多くの政治的な問題へ言及されたことは、(動画への)数多くの「高評価」を集めた。

#Susamam(楽曲の原題)は9時間内で100万近く視聴された・・・

デニズ・テキンのパートでは、エミネ・ブルトが殺害される直前の音声も含まれている。曲のためにデザインされたTシャツは(収益金が)農村の学校のために支払われる。


■エズヘルの最新楽曲:『事件』

ラッパーのエズヘルも『事件』というタイトルの楽曲とビデオクリップで、ゲズィ騒動、アンカラでの自爆テロ事件、[2015年]7月15日のクーデター未遂そして世界中の様々な問題に触れている。

エズヘルの『事件』という楽曲はトレンドのリストから除外された!


■以下はSNSで同胞たちがシェアしたコメントのうちの幾つかである:


2・アカウント名「ライフ」
「ムスタファ・ケマル・アタテュルクの言葉は未だ健在だ。
‟私のすべての希望は若者たちにある"」

3・アカウント名『マリク』
「若者たちへの訴えかけであるようにこれはトルコへの訴えかけだ。#Susamam」

4・アカウント名「ヘラ」
「トルコ語ラップは、今朝、一隻のバンドゥルマ艦船と共に船出をしてサムスンに辿り着いた。2019年9月6日。」

5・アカウント名「ハン」
「真っ暗な将来が待っているよ、賢い頭の皆さん。」

6・アカウント名「アフヨン・スジュウ」
「ベルキン・エルヴァン氏を擁護した人たちはエレン・ビュルビュルが犠牲となったとき、ベディルハンの赤ちゃんが犠牲となったときにはきっと声さえ上げられなかったに違いない。」

7・アカウント名「バシャク」
「言葉をもたない私たちの友人のことも思い出させてくれました。あなたたちの仕事に感謝と敬意を。」


8・アカウント名「サルティ」
「15分で国を要約している。だけど私たちはひとつの音楽が何かを変えることができると信じています…」

9・アカウント名「ゼキ・ジャン・バクル」
「この先の世代の人たちに、私たちの今日の条件を完全に丸裸にして説明し同時にある‟マニフェスト”のスタイルを取り込んでいる本来の「プロテスト」のスタンスとは、まさにこのようなものだ。
恐れのバリヤーはこのようにして壊されるのだ!

プロジェクトに参加したすべての人々のペンへ、その労力に敬意と感謝を!」

10・アカウント名「ロイエン」
「あなたの作品は国の希望のない世代
あなたの作品はこの不幸の一部」

11・アカウント名「オメ」
「ある一つの国を考えてください。人々が小さな子供たちをレイプして殺しています。
ある一つの国を考えてください。人々が一匹の動物でさえ暴行をして、苦しめているのです
なぜ生きているのでしょう?
私たちはどこへ向かっているのでしょう?」

12・アカウント名「フェルファト・トゥンチ」
「また私は#Susamam(黙っていられない)と言って目を覚ましました。20人の私たちの若いミュージシャン仲間が一堂に会して15分で、ある国で私たちがどのように生きているのかということをとてもうまく説明しています。音楽という名前で最近で最も成功を収めた仕事だと思います。非常に希望を持ちました、あなた方はよくやってくれました・・・」

13・アカウント名「マハ」
「これもはっきりしていることの一つだ (曲のPVの一部の画面に表示された歌詞)「私たちの法律はアングロサクソンがつくったものだが私たちの頭は中東にある。」

14・アカウント名「タコ」
「夜中に私たちの国の様々な欠陥と不調和に対してトルコ語ラップから夜明けを告げる作戦がやってきた・・・シャヌシェルと共に参加している他のアーティストたちそしてエズヘルが10点満点の楽曲をリリースした今日は、国中がラップ・ミュージックが重要な存在であるとみなした日となるであろうということが理解された。」

15・アカウント名「トゥーバ」 
「おはよう!私の感じていたことを素晴らしい形で昇華してくれました。‟大きな愚行にはたくさんの愚か者が必要だ。”―シャヌシェル―」


16・アカウント名「ギゼム」
「彼に降りかかったイデオロギー(の問題)は、彼がいつも授業で説明することになるだろう」

17・アカウント名「イリダ」 
「しかしながら、よくこれほど上手く纏められたものだ」


■18・「黙っていられない」の作曲者であるシャヌシェルとは一体誰なのか、何歳であるのか、彼の本当の名前はなんなのか?

シャヌシェルというアーティスト名であるサルプ・パラウルはイズミルで誕生した。1987年生まれのパラウルは、初等教育と中等教育をイスタンブルで終えた後にアンタルヤへと移住した。2005年にムーラ大学の観光マネージメント学科に入学した。「30日目」、「開けそしてはっきりしろ」「LUDOVICO II」というタイトルのアルバムによってファンの前に登場した。

サルプ・パラウル氏は、あるルポタージュにおいて、シャヌシェルというアーティスト名の物語を以下の言葉で説明している。「それは15歳の時に決めたんだ。その時には、このような古いトルコ語、ペルシア語の名前というのはとても流行っていたんだ。サゴパ・カイメール(トルコで2000年代前半から活躍している人気ラッパー)の影響だと思うよ。

私も自分で「シャヌシェル」を見つけたんだ。だけど私は自分の名前に満足をしているよ。私に似合うし、それに私のアーティスト名で彩られるキャリアはこうして出来上がったんだ。名前はどうなるかはわからなかったけど、結果的に自分のキャラクターに相応しい名前になったんだ。」

19・アカウント名 「オザン・ソメル」
「鳥肌が立ちっぱなしで聴き入った。ここ暫くで聴いた中で一番、ホンモノでよくできた曲だよ」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
PVはこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:47505)