カタール:マネーロンダリングおよびテロ資金供与に関する新法律を発布
2019年09月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


◾︎カタール首長、マネーロンダリングおよびテロ資金供与の防止に関する法律を発布

【ドーハ:本紙】

カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長は水曜日、マネーロンダリング及びテロ資金供与防止に関する2019年法律第20号を発布した。またカタール中央銀行は本日、2010年第4号のマネーロンダリング及びテロ資金供与防止法に代わる同様の法律を発布したことを明らかにした。

同銀行は同日の発表の中で、金融活動作業部会(FATF)を含む主要な国際機関が採用する最新の基準に従い、新しい法律にはあらゆる形態のマネーロンダリング及びテロ資金供与防止に対するカタールの確固たる責任感が反映されていると指摘した。
同様に同法律は、マネーロンダリング及びテロ資金供与の防止に関する法的・制度的な枠組みの中で一定の基準を設定することにより、地域におけるカタールの主導的かつ影響力のある役割を強調している。

カタール中央銀行は発表の中で、カタールがマネーロンダリング及びテロ資金供与に関する犯罪に立ち向かうための継続的な努力・尽力によって国際的な評価を得ており、新法律が当該分野における同国の顕著な地位のさらなる強化をもたらすとした。また同銀行が明らかにしたところによれば、新法律はマネーロンダリング及びテロ資金供与防止に関連する(非営利組織や両替サービスを含む)企業・金融機関に対し、一定の法的要件を定めている。

(後略)

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( 翻訳者:田川知佳 )
( 記事ID:47526 )