■メディアセンターは僚友サミール・サアダーウィーの死を告げる
【ドバイ:本紙】
本紙のメディアセンターは本日(水曜)、僚友のジャーナリストであるサミール・サアダーウィーの死去を 報じた。数日間に渡る苦痛を伴う病の果てに、彼のジャーナリストとして活発な活動を行った拠点の一つとなっていたイギリスの首都ロンドンで息を引き取った。彼は1959年、同じく報道者としての拠点であったレバノン・ベイルートに生まれた。
サアダーウィーは二人の子を残して亡くなった。彼はミスラタ出身 のリビア人闘争者 のヌーリー・サアダーウィーの孫であった。ベイルート・アメリカン大学を卒業後、いくつかのイギリスの企業で広報として働いた。
彼は1972年から1973年にかけてレバノン国立情報局の局長を務めた亡き父、ズハイル・サアダーウィーからジャーナリズムに対する熱意 を受け継ぎ、1990年、編集長として本紙に加わった。
10年後、彼は本紙のベイルート支局に国際部門の部長として異動になった。また約2年前には、ドバイへと移り同紙の編集局長を務めた。そして昨年「シャルクルアウサト紙 」に加入していた。
本紙は僚友サミール・サアダーウィー氏の訃報を深く悲しんでいる。彼の妻や二人の子供たち、そして家族たち、同僚たちに心からの同情と哀悼の意を捧げる。
全知全能のアッラーが故人を深い慈悲で包み、広い楽園に住まわせますように。そして故人の家族や親族に、平静と慰めをもたらしますように。
げに我々はアッラーに属し、げに我々はアッラーの御許に還るべきもの。
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( 翻訳者:當麻舞美 )
( 記事ID:47537 )