シリア:教育分野における10億ドルの汚職行為(1)
2019年09月17日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア、教育分野における10億ドルの汚職行為

【ダマスカス:本紙:カーミル・サクル】

シリアの市民間やSNS上の活動家間で拡散され、シリア教育省の長い「汚職の歴史」の中でも最大であるとされる汚職取引の合計額の数値はあまりにも大きく、いささか誇張がなされてはいるようだ。

3500億シリアリラ、シリアの公式ドル相場によると8億米ドル以上が同国における大規模な汚職行為に費やされ、これには架空競売、復興・建築事業、大学入学前教育分野におけるPC設備購入といった名目による内容が含まれる。また、これら全ては現在も継続するシリア内戦中の数年間の中で行われた。汚職の当事者は、ハズワーン・ワッズ前シリア教育相と教育省長官数十名に加え、「ビジネスマン」、建築請負業者、実業家や輸入業者といった面々である。

(2)に進む

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:47563 )