シリア:ロシア国連大使「イドリブ県の反体制派は医療施設を避難所に利用している」
2019年09月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■安全保障理事会議長を務めるロシア大使は本紙に対し「シリア危機の軍事的解決はない」と述べる
【ニューヨーク(国連):本紙】
今月9月の国連安保理議長を務めるロシアのワシリー・ネベンジャ大使は、月曜(16日)午後、国連本部で記者会見を行った。これは、シリア北部のイドリブ県でロシア空軍が病院、医療・民間センターを標的にしているとの西側諸国の抗議に応えるためである。
大使は記者会見内で、最近になって政権およびその同盟者と、シリアの反体制派の間で戦闘が行われたイドリブ県内の病院、診療所、そして避難所が無事であることを証明する写真と詳細な地図を示した。また、国連がロシアの標的とされないようにするために示した医療施設リストが、空爆に際して、これを陣地としている武装集団の逃げ場になってしまったと付言した。
(後略)
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( 翻訳者:横尾龍汰 )
( 記事ID:47571 )