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■イタリア議員使節団がパルミラとヒムスを訪問…ロマーニ議員は本紙に対し「シリア国民は強く、自身と自らの祖国に誇りをもっている」と述べる
【ヒムス:ナバール・イブラヒーム】
シリアを訪問中のイタリア議員使節団は、同国に対する経済制裁がシリア国民に損害を及ぼすばかりであると強調し、その解除を求めた。また同国においてテロがもたらした被害は甚大であり、全世界の国々、組織および機関が復興への協力に参与しなければならないと指摘した。さらに、イタリアが古代都市パルミラの修復に向けた支援を行うことを確認した。
イタリアのパオロ・ロマーニ上院議員(東地中海担当議会友好委員長)が率いる使節団は昨日、ヒムス県を訪問した。訪問の目的は、同県の現状を把握し、テロがもたらした破壊の影響を調査したのち、イタリア国民にその内容を伝えることであった。
使節団は初めにパルミラ市の遺跡や古代劇場を訪問し、テロ組織イスラーム国によって遺跡に残された破壊跡を見学した。その後、一行は国立パルミラ博物館を訪れ、テロ集団の蛮行からパルミラ解放作戦に関するドキュメンタリー、イスラーム国によるパルミラ占領のさなか同組織によって暗殺された歴史学者ハーリド・アスアド氏に関する短編映画を鑑賞した。
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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:47628 )