スーダン:スーダン初の女子サッカーリーグ、開幕 (2)
2019年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■スーダン初の女子サッカーリーグ、本日開始
【ナフラ・マジュズーブ:ハルツーム:本紙】
“スーダン女子リーグ”
ハルツームのコリンシア・ホテルでの式典にて「スーダン女子サッカーリーグ」と銘打たれた女子サッカー初の公式試合の開催が、月曜日(9月30日)に発表された。リーグには国内の9つの協会から21チームが参加する。
スーダンのワラーア・イサーム・ブーシー青年・スポーツ大臣は式典でのスピーチにて、「今日は歴史的な日だと言える。女子チームが、抑圧的な状況の中で全ての困難に立ち向かい、諦めずに夢を叶えた日だ」と述べ、スーダン初の女子チーム「タハディー」を取り上げた。同大臣は、同チームのこれまでの実績や国外での(試合の)参加経験を称賛し、またサッカー界に参入し、国内外で活躍してきたスーダンの女性を褒め称えた。アフリカ・中東の男子サッカーチームにおける最初の女性コーチとなったサルマー・マジディー氏はそういった女性の一人だ。
さらに同大臣は、「今日のスーダンに変化を生み出した柱の一つは女性たち(偉大なスーダンの『カンダーカ(注)』)である」と話し、「これが、新しい時代の始まりと変革の精神と共に参画と協力の規範になるだろう」 と力説した。
そして、同大臣は「脚でサッカーをすることと心でサッカーをすることは別物だ。情熱をもってプレーしなさい。サッカーに全てを捧げなさい。我々は貴女たちを信じている」と締めくくった。
(3)に続く
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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:47708 )