■一飯の代償に高齢男性が強姦・殺害される…「オアシスの知的障害者」事件の容疑者の自白内容に関する報道
【アフマド・スンニ―】
十月六日市検察は、青年による知的障害を持つ路上生活者の高齢男性強姦殺人事件の捜査を続けている。本事件はオアシス地域で被害者が容疑者との同性愛行為を拒んだがために起こった。
容疑者は取り調べの中で次のように述べた。「私は全て自分自身で犯した窃盗の罪で何度も裁判所の判決を受けた。そして、いつも新たな犯罪の道に舞い戻ってしまう。最近はついに同性愛行為を始めてしまい、そのせいで逮捕され、投獄された。」
容疑者は、さらに以下のように続けた。「私は、同性愛行為を目的に頻繁にオアシス地域から犠牲者たちを集めていた。事件当日、私はマンディーシャ村を散歩していたところ、知的障害を持つ路上生活者である50代の男性を目にした。私の心には、『同性愛行為に及ぶためにあの男をおびき寄せよう、あの男は何が起こるのか気づかないだろう』という考えが浮かんだ。そして実際に、昼食の施しを好餌にその男性をおびき寄せた。」
容疑者は調査の際に、「私は知的障害を持つ男性を人里離れた場所に連れて行き、彼の衣服を剥ぎ取ろうとしたが、男性は拒否した」と続けた。にもかかわらず、容疑者は男性を拘束し無理やりことに及んだのだ。その後、男性が意識を失うまで殴打し逃走した。
調べによると、被害者は村の知的障害者であるザヒール氏 (52歳)であることが分かった。彼の遺体は全裸でうつ伏せの状態で発見され、両手両足が体後ろから縛られおり、さらに腹部や陰部には擦傷があった。当該地区の監視カメラを確認したところ、ザヒール氏は20代の「S.A」と呼ばれる青年と連れ立って歩いていたことが明らかになった。この青年は仮出所中の29歳だという。また、ザヒール氏がこの青年と同性愛行為を行うことを拒否した後、青年はザヒール氏の殺害に関与していることも明らかとなったという。
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( 翻訳者:田中美羽 )
( 記事ID:47723 )