フーシ派:ハーリド・ビン・サルマーン王子の反応は「肯定的な兆候」
2019年10月05日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フーシ派:休戦提案に対するハーリド・ビン・サルマーン王子の反応は「肯定的な兆候」

【イエメン:本誌】

イエメンのフーシ派は、サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマーン副国防大臣の休戦提案に対する声明は平和に向けての肯定的な兆候であると述べた。

金曜未明、フーシ派暫定内閣のフサイン・アルアズィ―副外務大臣(非公認)は、サナア提案に対するハーリド王子の声明は、平和と理性に向かってのプラスの兆候、新たな一歩だとツイートした。

また、「我々は、攻撃者ではなく防御者として行動し続けてきたことに満足している」そして「我々の全ての戦いは、平和のために今後も続く」と主張した。

金曜日、ハーリド・ビン・サルマーン氏はツイッターで、「イエメン(フーシ派)からの休戦提案を我々(サウジ)は前向きに考えている。なぜなら、それはサウジがずっと追及し、実現して欲しいと望んでいることだからだ」と述べた。

先週月曜日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、アメリカCBSとのインタビューで、イランにフーシ派への支援停止を要求した。そして、フーシ派も提案しているサウジアラビアへの攻撃を中止が、イエメンの政治的対話と内戦終結につながることを希望していると述べた。

ランはこれまで幾度となくイエメンへの内政干渉を否定してきた。同時に、イエメンの国家の統一と安定、国民の自決を支援すると言明し、国民の自決は外国の干渉を受けることなく、国内のあらゆる政治勢力が参加する(包括的な)対話に基づかなければならないと主張してきた。

(後略)

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( 翻訳者:今井綾香 )
( 記事ID:47743 )