シリア:トルコ軍の侵攻作戦名は「平和の芽生え」、マンビジュ市も標的になる模様。シリア民主軍、北・東シリア自治局幹部はアサド政権、ロシアとの連携を示唆
2019年10月09日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙


■シリア北東部から撤退した米軍将兵は特殊部隊、偵察部隊など約230人(2019年10月7日)
ニューズウィーク(10月7日付)は、米政府高官の話として、撤退する米軍将兵は、特殊部隊、偵察部隊など約230人ほどだと伝えた。 → 記事

■ロシア大統領府報道官「トルコの安全保障措置に理解を示しているが、トルコはシリアの領土統一と政治統合を尊重する必要がある」(2019年10月7日)
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、報道向け声明を出し、米軍が撤退したシリア北東部にトルコ軍が侵攻を準備していることに関して、「ヴラジミール・プーチン大統領はトルコ大統領と、アスタナ・プロセスの一環として行われ ... → 記事

■シリア軍はイドリブ県、ハマー県、ラタキア県で反体制派と交戦(2019年10月8日)
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーッス村、カフルウワイド、マアッルズィーター、タッフ村、マアッラト・ハルマ村、バーブーリーン村、タフターヤー村一帯、ハザーリーン村、無人化した大隊基地一帯、タ ... → 記事

■イブラーヒーム教育大臣はトルコ占領下のアレッポ県北部での大学分校開設に反対(2019年10月8日)
バッサーム・イブラーヒーム教育大臣は、トルコ占領下にあるアレッポ県北部のいわゆる「オリーブの枝」地域や「ユーフラテスの盾」地域で、ガズィアンテップ大学の分校が多数開設されていることに関して、「シリア領内に開設された分校に ... → 記事

■制憲委員会(憲法委員会)の反体制派メンバーの1人ムハンマド・アリー・サーイグが逮捕される(2019年10月8日)
民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、総合情報局の第279課(外務課)が、制憲委員会(憲法委員会)の反体制派メンバーの1人で弁護士のムハンマド・アリー・サーイグ氏をダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行 ... → 記事

■トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2019年10月8日)
アレッポ県では、ANHA(10月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、アイン・ダクナ村、ハル ... → 記事

■エジプトのスィースィー大統領はトルコによるシリア北東部への侵攻に反対(2019年10月8日)
エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、キプロス・ギリシャとの三カ国首脳会談での記者会見で、米軍が撤退したシリア北東部にトルコ軍が侵攻を準備していることに関して、シリアの国土の一部が割譲されることを拒否す ... → 記事

■イランのザリーフ外務大臣はトルコのチャヴシュオール外務大臣と電話会談を行い、トルコによるシリア北東部への侵攻に反対(2019年10月8日)
イランのモハンマド・ジャワード・ザリーフ外務大臣は、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と電話会談を行い、米軍が撤退したシリア北東部にトルコ軍が侵攻を準備していることに関して意見を交わした。 IRNA通信(10月 ...  → 記事

■北・東シリア自治局はトルコがシリア北東部に侵攻したらダーイシュ・メンバーとその家族を収容しきれないと警告(2019年10月8日)
北・東シリア自治局は報道向け声明を出し、シリア北東部の国境地帯から米軍が撤退したことに関して、同軍主導の有志連合の行動を「非礼」だと非難、トルコ軍が侵攻した場合、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーやその家族を収容している ... → 記事

■国民軍幹部のスィージャリー氏「我々はこの地域にいるダーイシュの捕虜の身柄を米国から引きとるための万全の準備ができている」(2019年10月8日)#シリア #クルド #トルコ
国民軍司令官の1人でムウタスィム旅団政治局長を務めるムスタファー・スィージャリー氏は、トルコの侵攻を前にして北・東シリア自治局が拘束中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと家族を収容し続けられないと繰り返し発表している ... → 記事

■YPG主体のシリア民主軍司令官「トルコ軍の攻撃に対抗するため、シリアの政権と協力することも選択肢の一つだ」(2019年10月8日)
米NBCニュース(10月8日付)は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるハサカ県ハサカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー(マズルーム・コバネ)総司令官に対するインタビューを行 ... → 記事

■北・東シリア自治局のジャズィーラ地方顧問「アサド政権、あるいはロシアと協議し、トルコの攻撃に対抗する」(2019年10月8日)
北・東シリア自治局のジャズィーラ地方顧問を務めるバドラーン・ジヤー・クルド氏は、米軍が撤退したシリア北東部にトルコ軍が侵攻を準備していることに関して、「米国が国境地帯から部隊を撤退させたら、シリア民主軍はすべての選択しを ... → 記事

■トルコの支援を受ける国民軍は声明を出し、シリア北東部住民に危害を加えないと表明、YPG主体のシリア民主軍に「武器を棄て、家に引き籠もる」よう呼びかける(2019年10月8日)
トルコの支援を受ける国民軍の参謀委員会の議長を務めるサリーム・イドリース暫定内閣国防大臣は、北・東シリア自治局支配下の住民に向けて声明を出した。 声明のなかで、イドリース国防大臣は「シリア民主軍の民兵から(シリア北東部の ... → 記事

■ミクダード外務在外居住者副大臣「トルコがシリア北東部に侵攻した場合、シリア軍は同地の防衛にあたる」(2019年10月8日)
ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、米軍が撤退したシリア北東部にトルコ軍が侵攻を準備していることに関して、「トルコがシリア北東部に侵攻した場合、シリア軍は同地防衛にあたることになる」としたうえで、北・東シリア自 ... → 記事

■トルコ軍のシリア北東部への侵攻作戦の名は「平和の芽生え」、マンビジュ市も標的になる模様(2019年10月8日)
トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団に近いムハッラル・ネット(10月8日付)は、反体制派の軍事消息筋の情報をもとに、トルコと国民軍によるシリア北東部への侵攻作戦の詳細を明らかにした。 準備されている ... → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:47754 )