UAE:初のUAE国籍宇宙飛行士、宇宙での任務より帰還
2019年10月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■地球は丸いのか平らなのか?UAEの「宇宙飛行士」が答える。

【本紙:UAE】

UAE国籍のハッザ・アル・マンスーリー氏は、実際に目にした結果、地球は丸かったか、あるいは平らであったかという自身に投げられた質問に対し、「丸かった」と回答した。

同氏は、同国人として初めて宇宙を訪れた人物であり、モスクワで開かれた地球帰還後初の記者会見において数々の質問に答えていた。

これに関し、SNS上では多くの議論や熱いコメントが飛び交った。

マンスーリー氏は9月25日に宇宙へと旅立ち、国際宇宙ステーション(ISS)に8日間滞在した。その間、宇宙空間が人間生活に及ぼす影響についての16の実験に参加し、その後同月の10日木曜日に帰還した。

ニューヨークタイムズが報じたレポートでは、同氏の宇宙への旅は過小評価された。これによれば、アラブ首長国連邦宇宙機関(UAESA)はロシア連邦宇宙機関(FSA/Roskosmos)から、ソユーズ搭乗者の席を購入したが、これは富裕層の宇宙旅行者が国際宇宙ステーションに行く際に取る方法と同じであるとした。さらに同レポートでは、これこそがアメリカ航空宇宙局(NASA)がマンスーリー氏を本当の宇宙飛行士ではなく、単なる「宇宙旅行の参加者」とみなす理由であったと明らかにした。

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( 翻訳者:庭野悠汰 )
( 記事ID:47781 )