メッカで世界一高い空中礼拝所の建設着工へ
2019年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
2019年10月12日
■メッカで地上161メートルの世界一高い空中礼拝所の建設が始まった。
【リアド:本紙】
サウジアラビア西部メッカで地上161メートルの世界で最も高い空中礼拝所の建設が始まった。
不動産委員会メッカ会議所議長、アナス・サーリフ・スィーラフィー技術コンサルタントは、土曜日の報道発表で、地上161メートルの世界で最も高い空中礼拝所の建築が開始されたと述べた。その礼拝所からはカーバ神殿を見下ろすことができ、グランドモスクと音声や映像でのコミュニケーションが可能である。
さらに「空中礼拝所はジャバル・オマル・アドレス・タワー内に造られ、ハラマイン鉄道メッカ駅に通じる歩行者中央通りの真上に位置する」と付け加えた。歩行者中央通りは『キング・アブドゥルアズィーズ通り』複合開発プロジェクト建設地を経て、グランドモスクの中庭まで続いている。
空中礼拝所の面積は400平方メートル以上で、200人以上の礼拝者を収容できる。
メッカの(総合開発プロジェクト)『キング・アブドゥルアズィーズ通り』では全長3メートルの遊歩道や3つのメトロ駅が建設され、グランドモスクの中庭とアブドゥッラー王・モスクとハラマイン鉄道メッカ駅がメトロでつながる予定である。ハラマイン鉄道はメッカ駅からジェッダ(国際)空港、キング・アブドラ経済都市を経由してメディナまでを結んでいる。
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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:47796 )