シリア:国民軍がシリア北部の一部地域を制圧
2019年10月13日付 al-Mudun 紙

■国民軍がスルーク町とラアス・アイン市の複数の箇所を制圧

【本紙】

本紙アドナーン・フセイン記者によると、日曜日(13日)の夜明けにトルコ特殊部隊の支援を受ける「国民軍」は、ラッカ県北部郊外タル・アビヤド市の東に位置するスルーク町を制圧した。

「第一軍団」の部隊は、土曜日(12日)に同部隊が制圧した村から夜間にトルコ国境を横断し、シリア民主軍(SDF)の撤退後いかなる抵抗も起きていないスルーク町への侵攻に成功した。また同部隊は、タル・アブヤド市の東の拠点にある他の村々も制圧し、潜入作戦や国民軍傘下の組織を通じて国際幹線道路まで到達した。そして、国際道路を通過中の多数のSDF構成員を殺害、あるいは捕虜とした。

タル・アブヤドの西の拠点では、SDFの戦線が崩壊する中で国民軍が大躍進した。また、反体制派戦闘員らは国際幹線道路沿いの地区を完全に制圧、それに伴いクルド人戦闘員らはアイン・イーサーからジャルビーヤへ「完全」撤退した。

消息筋が本紙に語ったところによると、今までに制圧された村は、ダギーリーブ村、ハーリディーヤ村・サイダー村・マウラク村・アイン・イーサー難民キャンプだという。

(後略)

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( 翻訳者:伊藤遥 )
( 記事ID:47815 )