エジプト:独立戦線はジャーナリストの逮捕を非難
2019年10月17日付 al-Quds al-Arabi 紙


▪エジプト独立戦線:直近の逮捕の動きは13人のジャーナリストに及んだ

【カイロ:本紙】

エジプトの独立戦線「ジャーナリストと自由の保護」は、直近の13名のジャーナリストに対する逮捕の一連を強く非難した。逮捕されたジャーナリストのうち4名はすでに釈放された一方、残る9名は依然として拘留状態または秘匿状態におかれている。

独立戦線は以下のように述べた。「拘留されているジャーナリストはハサン・クバーニー、ハーリド・ダーウィド、イスラーム・ムサッダク、ムハンマド・アクサジーン、サイイド・アブドゥッラー、ムスタファ・ハティーブ、イスラー・アブドゥルファターフである。残りの二名については、家族が詳細を公表しないことを希望しており、状態は秘匿されたままである。ヒシャーム・フアードとヒサーム・ムウニスが4ヶ月間拘留されたままであることは言うまでもない」。

独立戦線はこれらの一連が「直近の逮捕キャンペーンによってもたらされた、人間・記者としての人生の棄損と侵害の流れ」であるとしつつ、これを非難した。また「逮捕は我々の多くの同僚たちに及んだ。彼らは単に、自らの権利において自らが受けた侵害を公表し、自らの意見を表したがためにこの処遇のもとに置かれた。この侵害はジャーナリズムと組合のあらゆる規範に対する明らかな違反であり、立ち向かうべき犯罪である」とした。

また同戦線はジャーナリスト組合に対し「同僚たちが受けた侵害を暴露する上で役割を果たすこと、侵害の行為者およびその背後にいる面々に対する責任追求、拘留されている同僚たちの釈放に向けた法的・組織的な行動」を求めた。

(後略)

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( 翻訳者:大西由莉 )
( 記事ID:47843 )