ハタイにある二つの観光地の街を結ぶサマンダー・アルスズ海岸道路が、まもなく完成する。ハタイの海沿いの街であるサマンダーとアルスズを結ぶ約50kmの海岸道路の間の26kmが、道路に適していないために、アンタキヤとイスケンデルン間の112kmもの道路を通過せざるを得なかったが、その遠回りをする必要がなくなる。

地元の人々及び観光客らは、3月に行われた入札の後開始された、オフロード車とトラクターでのみ通行することのできた26kmの機能していなかった海岸道路の工事が終わることを喜んでいる。アンタキヤとイスケンデルン間の道路は、約二時間半の距離が40分にまで縮められ、年末には開通する予定である。

■「まもなく完成」

ハタイ県知事のラフミ・ドアン氏は、アナトリア通信に向けて、約6ヶ月前に始まった道路工事において238台もの重機が用いられ250万立方メートルの資材が運ばれたと述べた。

ドアン知事は、道路工事が熱心に続けられていることを強調し、以下のように続けた。
「ここは約26kmの道です。ハタイでは、ここのことは常に話に上がり、常に議論がなされて来ました。ああ、今日も、ああ明日も…。これが私たちのためになりますように。我々は、県としてこの工事の入札を3月に行いました。この道は投資計画には含まれていませんでした。地元の企業や政治家たちと話し合い、この道を建設することを決定しました。そもそも計画の準備や入札には普通最低でも1年が必要になりますが、今回、我々は迅速に動き、短い期間で計画の準備を整えました。
トルコにおける最も有力な企業を入札に招き、また地元のある企業も委託を受けた。爆破のできない壊さなければならない部分も出てきましたが、最終的に完成に近づきました。3kmほどの部分のみ除いて、残すはアスファルトを塗るのみという状況です。」

■「観光事業に貢献」

ドアン知事は、道中には休憩スペースや様々なカフェ、レストランが軒を連ねるとのべ、「ここは素晴らしい眺めを見渡せる場所となります。なぜならアルスズの住民たちは基本9万人ほどですが、夏には35～40万人ほどになるからです。彼らは実はサマンダーにも訪れたいと思っています。アルスズから出発する人たちはサマンダーまで２～２時間半かけ、往復で４、５時間かけなければなりません。」と話した。

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（ 翻訳者:田辺清鼓 ）
（ 記事ID:47864 )