スーダン:ヘメッティはイエメンからスーダン人兵士10,000人を撤退させたことを確認
2019年10月30日付 al-Quds al-Arabi 紙


■新聞:ヘメッティはイエメンからスーダン人兵士10,000人を撤退させたことを確認

【ハルツーム:本紙】

スーダンの新聞は、スーダン主権評議会のムハンマド・ハムダーン・ダカルー副議長、通称ヘメッティの話として、現地での任期を終えたイエメンの自国部隊兵士10,000人が帰還したことを確認した、と報じた。

これは、匿名の情報筋の話として、無所属系日刊紙『タイヤール』紙が水曜日に報じたヘメッティの発表に基づく。同氏は、スーダン軍所属の「緊急支援部隊」(RSF)の司令官の地位にも就いている。

複数の情報筋によると、ヘメッティは、首都ハルツームに到着した部隊に替わって新たな部隊をイエメンに派遣する意向はないと加えたが、詳細は述べなかった。

同紙によると、ヘメッティの発言は、火曜日に開催された三者会合において、スーダン主権評議会代表ら、閣僚ら、国での抗議運動を指導する「自由と変革の諸勢力」が出席するなかでなされた。

グリニッジ標準時の11時20分時点で、同氏が言及したことについてスーダン当局から公式のコメントはまだ何も出されていない。

イエメンにおけるアラブ諸国同盟の一員として参加しているスーダン部隊は去る7月24日、集結 していたイエメンの西側の一部地域から撤退したと、軍の情報筋は述べた。

発表では、西部沿岸の前線での合同部隊の報道官 であるワッダーフ・ドゥバイシュ大佐が、西部沿岸前線に参加しているスーダン部隊が、駐留していた三地域(名前は述べられていない)から撤退したと述べた。

UAEの複数の報道機関によると、スーダン部隊の撤退は、西部沿岸からのUAE部隊の一部撤退の直後に行われた。UAE部隊撤退は、イエメン一部地域における同国部隊の再配備ののちに行われた。

(後略)

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( 翻訳者:二瓶恵理子・波多野史織・伊藤遥 )
( 記事ID:47951 )